国内カフェ業界の動向に続いてグローバルの状況についても調べてみました。
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この記事のもくじ
グローバル・カフェ業界
コーヒー(焙煎豆、インスタントコーヒー)の売上高は平均5%の伸び率で成長しています。
COVID-19の影響
グラフで分かる通り、新型コロナの影響により外出制限がかかり2020年に大きく成長が止まりますが2022年には回復する見通しとなっています。
コーヒー文化について
全日本コーヒー協会が発表した2018年の世界の一人当たりコーヒー消費量(kg/人/年)を見てみると、以下のとおりです。
これを見ると、中国や東南アジアがこれから伸びる余地がありそうですが、中国のデータもないですし、協会が発表した資料が本当に全ての国が網羅されているか微妙でしたので別のソースも探してみました。
すると国連食糧農業機関(FAO)が発表する2013年の一人当たりのコーヒー消費量が分かりましたのでグラフにしてみます。
やはり全日本コーヒー協会の発表する資料の内容には偏りがありそうです。
これから伸びる余地のありそうな市場としては、中東、南アジア、東南アジアでしょうか。
個別の国を見てみるとエチオピアは2013年には0.7kg/人/年でしたが、2018年のデータでは2.1kg/人/年に伸びており、アフリカも有望な市場であるかもしれません。
グローバルカフェランキング
世界での店舗数のランキングはスターバックスの圧勝です。日本勢ではドトールが10位に食い込んでいます。